【2022/7/25追記】
他ブログにて投稿していた内容(2020/5/18)を推敲し、再投稿した内容になります。
TS系のリファレンス用としていまだに手元に残してあるエフェクターの一つです。
今でもコスパ最強の逸品だと思います。
単体使用でも、ゲインブースターとしても文句無しの働きをしてくれます。
TS系で悩んでいる方や、使い勝手の良いODを求めている方に試していただきたいです。
外観
One ControlのPersian Green Sceamer(以下PGS)です。
持ってる人数の割にレビューが少なく感じるのは俺だけでしょうか。
音作り
ツマミはTONE、LEVEL、DRIVEの3つ、筐体の横にあるセレクターでvintageとmodernの2種が切り替えられるようになってます。
vintageはオーバードライブの中では結構歪ませることができます。ディストーションは無理。
音が篭りがちなのでTONEは12〜3時の間で調整して使ってます。
基本前段ブースト使用向きの音ですね。まぁ本家TS寄りだし当たり前と言っちゃ当たり前。
modernはトランスペアレント風歪み。ジャリッとした歪みの中にクリーンな音の芯を内包した感があります。
こちらはvintageとは逆に後段使用がお勧め。
「ソロの時、音量だけじゃなく歪みも加えたいのにクリーンブースターだと無理」って人に最適だと思います。
単体のクランチも程よいハイとローのおかげで気持ちいいです。
俺が持っているTS系と呼ばれるエフェクターがsuhrのShiba Driveしかないので、この二つを比較してみました。
正直単体使用だと、modernモードのPGSが一番良くて、その下でshiba driveとvintageモードのPGSがせめぎ合ってる感じですね。
正直shiba driveは面白味が全くないエフェクターなので………()
ノイズレスかつ味付けなしにブーストするという目的ではshiba drive圧勝なんですが。
総評
筐体の小ささ、美しさ、懐の広さ、値段などひっくるめてかなり良いエフェクターです。
決して初心者向けのエフェクターではありませんが、ブースターを探している方や軽い歪みを探している方には最適だと思います。
本当はこれ、大学卒業ついでに後輩にあげようと思ってたんですが、思ってたより汎用性が高かったのでそのままサブボード続投になりました。
TSの基準の音としても比較し易いしね。