エフェクター

mattoverse electronics swell delay レビュー -轟音での発振が可能なディレイ

【2022/7/25追記】
他ブログにて投稿していた内容(2021/2/26)を推敲し、再投稿した内容になります。

現在使用していない機材です。
DM-2Wの代わりとして購入した本機材でしたが、発振のし易さから普段使いするには中々難しいエフェクターでしたね・・・自分には扱いきれませんでした。
あとディレイの演奏動画は、発振のパートを必ず1分以上加えるように義務付けてほしいですね←

今回は珍しく空間系について書きますかね。

外観

mattoverse electronics swell delay

マスク被った人がポツンと佇んでいるロゴが可愛いこのメーカー。

基本変なエフェクターばっかり作ってます。(褒め言葉)

機能

今回紹介するswell delayは普通のディレイとして使うことはもちろん、右側に配置されているSWELLスイッチを踏み続けている間発振させることができます。

ノブはTIME・REPEATS・MIXの王道3つに加えて、上記のSWELLスイッチを踏んでいる間、どれくらいの速度で発振を強くしていくか決めることができるSWELLノブがあります。

百聞は一見にしかず、ということでサンプル動画どうぞ。

デザインはちょくちょく変更されているようですね。

今はMXRサイズの筐体に収められており、ボードに組み込みやすくなっています。

現在はswell echoという商品も売っているようですが、恐らく機能はswell delayと変わりません。

音作り

ある意味注意点なのですが、このエフェクターはempressのtape delayやsource audioのsa260のような綺麗な発振は不可能です。

歪みが混ざった発振しかできないので、後ろでコトコトとアルペジオを流しながらリードを重ねるみたいな使い方よりは、ギュワワワーンと音の壁を作るのに特化していますね。

なのでマフ系の轟音と絡めて発振させたらきっと気持ち良くなれるのでは?といった感想です。

もしくは参考動画のように、フレーズの合間にグワッと迫り来る発振を挟み込むのもインパクト大です。

総評

発振さえさせなければ普通のディレイなので、例えばリードの時にぽんっと踏んでやれば使いやすい普通のディレイといった評価です。

なかなかレビューが見つからないエフェクターだったので、参考にしていただければ幸いです。

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