【2022/7/25追記】
他ブログにて投稿していた内容(2018/7/2)を推敲し、再投稿した内容になります。
以前は別記事にしていた本体のレビューと改造記録を、この度統一して見やすくしました。
少し長文になりますがご了承ください。
(2020/5/18)レビュー
こいつを買ったのは所謂一目惚れってやつです、ハイ。
購入経緯
綺麗なクリーンが出るギターが欲しいと思ったのがきっかけでした。
あとは後輩がmy new gearしまくってて羨ましかったのもあります(本音
- 選択肢としてはテレキャスターかジャズマスター
- fender本家のストラトを所有しているから、どうせなら別の会社のものが良い
- あとレリックってエロくね?
などなど条件を絞りながら、いろんな店を回りいやらしい目つきで舐め回すようにギターを物色していました。
そんなある日、最寄りにあったS村楽器で運命的な出会いをしてしまいました。
完全に灯台下暗しというやつです。
試奏用のマーシャルにつないでコード1発鳴らした時の感動は今でも忘れられません。
「理想の相手は、思ってたよりずっと近くに居たんだね…」
とまぁそんな感じで買いました。(適当
渋谷の方にあった中古のrittenhouseテレも弾きに行ったんですが、感動はあまりなかったですね。
(なおそのテレキャスはネットであり得ないほど安い値段で売りに出されていたので店員さんに確認したところ、「あれ間違い。ほんとは23万」って言われて即諦めました。)
大学卒業まであと2ヶ月くらいの時期という、割と衝動買いに近い買い物でしたが今でも後悔してません。
回想が長くなってしまいしたが、お待たせしました。
それではテレキャスターのお披露目です。
外観
エッッッッッッッッッ
………ふぅ
レリックにて塗装が剥がしてあるのでシルクのようなサラサラな肌触り。
アメスタストラトに比べると極太なネックです。
ほんとに汚れてるわけじゃないよ。これもまたレリックの一部。
なおPUはlollar製。
指板はパーフェローらしいです。
rittenhouseのロゴ
今はちょっと変わってるみたい。
とまぁこんな感じですね。(一部の写真はデジ○ートからページが消される前に保存してきました)
何度見ても美人すぎて惚れ惚れします。
音について
クリーンはPRSやストラトとは比べ物にならないくらいの煌びやかさ。
特にフロントとリアのハーフトーンは絶品です。
フロントのふくよかなリードサウンドは篭りすぎることなく、耳に痛い部分だけ削ぎ落としてくれます。
また、リアで歪ませてギャリンギャリンと低音弦を弾くと、激しくもしっかりと芯のあるドライブサウンドが飛び出してきます。
思わずドロップDにしてディストーションを掛けたくなりますねぇ。
ボリュームノブはメモリ付きのものに交換しました。
早速ジャックがゆるゆるになる不具合が発生したので、いつかレスポールのような形状のジャックに換装したいですね。
え、変えたらロマンがない?弾くたびにストレス溜めるよかマシです。
背に腹は代えられません。
他の細かい変更点としては、弦高を下げました。
音のクリアさが減った代わりに音圧が上がり、弾きやすさも向上して満足です。
どれだけ長く使っていても、ここまでの傷をつけるのは実際難しいみたいなので、レリック品は選択肢として全然アリですね。
昔は「なんでわざわざ傷ありにするの?」なんて思ってましたが、ラッカーで塗装が薄いと鳴りが全く違うし、なんと言っても渋い。
あとアレです、元々レリックあると新しい傷がついたときのショックがないと言うメリット(?)があります。
一つ問題点をあげるとしたら、他のギターもレリックしたくなることですね!!!!!!金がかかる!!!!!!!!!!
以上がレビューになります。
rittenhouseは個体によって使っているPUが異なり、当然音も変わってくるので要試奏です。
新品だと30万超えのところ、中古や訳ありで20万を切ることもあるので、逐一市場をチェックすることをお勧めします。
出回っている量が多い訳ではないので尚更ですね。
ストラトやジャズマスターシェイプ、ベースなども製作しているようです。
見た目も音も良いrittenhouse、オススメです。
(2020/12/1)修理&改造
死ぬほど弾きにくいテレキャスくんを修理に出しました。
音と見た目はいいのに弾きづらさが残念すぎて耐えられないレベル。
君、残念系イケメンってよく言われない???
今回向かったのは浅草にあるnaked guitar worksさん。
早速お店に入ると、凄く気さくな店員さんに対応していただき、早速症状を見てもらいました。
なお不具合としては
- ロッド回し切っても直らないくらいネックが順反りしてる
- ジャックプレートが浮いてる
- ナットの溝が深すぎてデッドポイントが出来かねないレベル
…………思っていた以上に重傷だった。とんだじゃじゃ馬を定価で売りつけやがって許さんからな○村の店員。
というわけで、
- ネックアイロン→順反り直し
- ナット交換
- ジャックプレートをレスポールの物に交換
- その他弦高等諸々の基本調整
の内容で修理に出すことに。
11月頭に修理に出し、そこから待つこと約1ヶ月。
naked guitar worksの店員さんから連絡があり受け取りに行きました。
すぐに試奏させてもらい、これまで如何に弾きづらかったかを痛感しましたね。
やっぱセッティングはプロに任せるのが一番。
特にテレキャスのジャックには不満しかなかったので、今回の修理は大満足に終わりました。
『古き良きモノ』は残すべきだとは思いますが、テレキャスのジャックに関しては誰に何と言われようが、使いづらいし壊れやすいしでアレなので淘汰したいですね(過激派)
(2022/7/25)現在のテレキャスくん
ネック反りを直したにもかかわらずハイフレットが弾きにくいので、いろんなお店に見せに行ったところ、
ネックが横方向に曲がってる
製造段階で発生した不具合なのでネックを変える以外どうしようもないです
との回答を頂きました。トホホ
全く弾けないレベルではないので、今はギターボーカル等のコード弾き専用器になっています。
いっその事ネックを交換するために、オーダーメイドしてみようかなんて企んでみたり。
https://warmoth.com/index.php/guitar-necks
ただ、ネックを変えるとRittenhouseのロゴが消えてしまい、アイデンティティを喪失してしまうので悩ましいところです。
音と見た目は最高なので、何とか使いやすい状態までもっていきたいですね。