【2022/7/25追記】
他ブログにて投稿していた内容(2019/6/7)を推敲し、再投稿した内容になります。
当時とてつもなく安く手に入れられた気がします。
正直売っちゃって後悔したエフェクターの一つです。
外観
またも衝動買いしてしまいました。
verocity effects pedalsの五一五丸-Bです。
その名前から分かるように、peaveyの5150と6505のハイゲインチャンネルをシミュレートしたペダルです。
本家のアンプの歪みがオーバードライブディストーションといった感じで、diezelやmesa boogie系の今時メタルの歪み方とは対を成す音になっており、ミッドが膨らんだ気持ちのいい歪み方をします。
80年代ごろの歪みが好みど真ん中の自分にとって、これ程弾いてて気分が良くなる歪みもそうありません。
機能、音作りについて
ツマミは左上から順にvolume、presence、gain、treble、middle、bassです。
verocityの売りとも言えるアウトプット半挿しによるインピーダンス変更、インプット半挿しによるミュート等の機能は勿論付いてます。
またこのモデルはオンオフスイッチのみですが、五一五丸-B2と呼ばれる2スイッチモデルだとクランチチャンネルとハイゲインチャンネルの切り替えが出来るようになるようです。B2の方が幅広く使えそうで、これまた欲しくなってしまいますねぇ。
倍音がビュンビュン出るため、presenceを絞らないと耳が痛くなるrev.fに比べると、全体的にまとまりがありローミッドに寄った音のおかげで、ローゲイン設定でも扱いやすいです。クランチにはならないですが、ゲイン高めのオーバードライブ〜ザクザクディストーションまで可変するため、バッキングからリードまで幅広く使えます。竿も選ばずストラトでメタルが弾けるレベルです。
もちろんギターボリュームの追従性も抜群で、絞れば柔らかいクリーンまで落とし込むことができます。
アンプ側(JCM2000)と五一五丸のEQを全て12時にしたところ、音がこもって抜けが少し悪いかな?と感じたのでtrebleを3時と高めに設定し、mid13時bass10〜11時presence12時にする事で低音が飽和しない程度にズンズンザクザク刻めて、1〜2弦ハイフレットをリアPUで弾いても耳に痛くならない音を出すことができました。はっきり言って最高です。
MXRからも5150のエフェクターが出ていますが、あちらよりも更に汎用性を高めた感覚です。EQの効きも良くどの位置でも破綻することが無いです。またpresenceノブのお陰で音抜けの良さを無理なく弄ることができます。
ノイズゲート無しで全くノイズが鳴らないのも大きな利点ですねー。
あとがき
メインボードの方でRev.f-B2を使っていたので、サブボードにもverocityが欲しいなぁなんて考えてたところ格安で中古が出回ってるのを見つけてしまい、試奏した事なかったんですが思わず買ってしまいました。
音の汎用性や好みでいうと、正直五一五丸に軍配があがるかもしれません。メタル専用機として見るならrev.fも引けを取らないんですけどね。
安い値段とは言えないですがMXRよりも小さい筐体でローノイズ、アンプや竿を選ばず安定して好みの音が出せるストレスフリーさは一度体験するとやめられないですよ。おススメです。