【2022/7/25追記】
他ブログにて投稿していた内容(2020/12/1)を推敲し、再投稿した内容になります。
今でも手元にあるエフェクターの一つです。
FVK側が特に好みで、宅録/スタジオ選ばず良いクリーンを作ることができます。
『良いクリーン』無しに良い歪み作りは成しえません。
このご時世でライブもできない事だし、と宅録用にプリアンプが欲しいと思い、前々から狙っていたverotwinをオーダーしました。
完成まで数ヶ月かかると伺っていたのですが、納期よりかなり早く完成したと連絡が来た時には、思わず店員さんと一緒に笑ってしまいました。
verocityさん本当にありがとうございます🙏
というわけでrev-f.b2、五一五丸に引き続き、3台目のverocityになります。
外観
右側にFVK(クリーンch)、左側に五一五丸-B2(歪みch)を備えたverotwinです。
オーダーメイドについて
まずverocityさんの特徴として、オーダーメイドの幅がかなり広い点が挙げられます。
筐体やプレート、ノブ、LEDなどの見た目から、各種ツマミの効果やスイッチの効果までもある程度融通を効かせてオーダーに対応してもらえます。
本来、verocityさんのペダルはoutputジャックを半挿しすることでプリアンプ使用に適したインピーダンスに切り替えることができるのですが、プリアンプ用で購入したので、特注で全⇔半挿し機能をオミットしてもらいました。
次にverotwinの特徴として、好きなアンプのモデルを組み合わせてオーダーメイドすることができ、俺のようにクリーン+歪みは勿論、クリーン+クリーンや歪み+歪みなんてことも出来ます。夢が広がりますね。
フットスイッチは右から順に、ペダルのオンオフ、chの切り替え、歪みchのブーストです。
また今回注文したモデルは両チャンネルの同時使用不可ですが、オーダーの際に伝えれば対応してもらえるのではないでしょうか。
レビュー
クリーンch(FVK)
最初はクリーンchのFVKから。
このモデルはfenderのvibro kingというcustom shop製のアンプを模しており、クリスタルクリーンからfenderらしいジャリっとしたクランチを得意としています。
本家は40〜50万する高級アンプです。当然弾いたことはありません✋
ツマミの説明として、ボリュームとトレブル・ミドル・ベースの3EQを備えておりかなり扱いやすくなっています。
また、fatスイッチと呼ばれるセレクターが搭載されており、オンにすると途端に音圧が膨れ上がりクリーンに歪みが混ざり始めます。
シングルPUのフロントでカッティング或いはアルペジオをすればすぐ気持ちよくなれます笑
ベースを気持ち上げてドンシャリ気味にして、リードでTS系を踏むと凄くバランスよくなりますね。
ジャズやブルースをされる方ならこれに一つ好みのオーバードライブを持っていけば十分完結できると思います。
手元で歪みをコントロールする玄人の方に是非使って欲しいですね。
歪みch(五一五丸-B2)
次に五一五丸-B2です。
名前からわかる通り、peaveyの5150(6505)アンプがモデルです。
ボリューム、ゲイン、3EQ、presenceの6つのノブと、ブーストスイッチが搭載されています。
無印の五一五丸と比べると、ブーストスイッチがあるお陰でかなり扱いやすくなりましたね。
ブーストオフでは、fender系とは真逆の無機質かつガッツのあるクランチが得られます。
また、ブーストをオンにすれば5・6弦をずっと刻みたくなるようなジャキっとしたディストーションになります。
以前紹介したrev-f.B2は、中域がグッと盛り上がり弾いた弦のたわむ感触が心地よいペダルでした。
一方、五一五丸-B2は全音域が満遍なく広がり、ともすればブーミーに感じてしまうrev-f.B2と比べると、スッキリした低域に加えて少し余裕すら感じられる歪み方が今っぽいかなといった感想です。
どちらも分かりやすくキャラが立っていて好きです。ほんと。
総評、あとがき
実質ペダル2個分だしかなーーーり長文になってしまいました。
FVKも五一五丸も人気機種のため、試奏するのが至難の業である今現在、本レビューを参考の一つにしていただければ何よりです。
宅録したい方はオーディオインターフェースに加えて、キャビネットシミュレータとverocityがあれば”最強”になれるので、こちらのキャビシミュのレビューも是非みていただければ🙌